
健康維持やダイエットに効果があり、人気のピラティス。
そんなピラティスは、ヨガの一種と間違われてしまうことが多いですが、実はヨガとは似て異なるものです。
ピラティスは、元々は傷を負った兵士のリハビリのために考案された運動法なので、身体に負担をかけることなく行うことができます。
ピラティスを始めたいけれど、スタジオに通う時間がない…とお悩みの人に朗報!
ピラティスは自宅で、簡単に始めることができますよ。
今回は、自宅でピラティスをする時に必要な道具と、意外と知られていないピラティスの種類について紹介します。
ピラティスを自宅で! 道具は?
先述した通り、ピラティスは元々、リハビリのために考案された運動法です。
そのため、ピラティスでは関節や筋肉のスムーズな動きを大切にします。
普段使わないインナーマッスルと呼ばれる筋肉を意識して動かすので、健康維持はもちろん、ダイエットにも効果があると言われています。
ピラティスを自宅で行う時に気になるのが服装と必要な道具ですよね。
服装
まず服装ですが、動きやすくて通気性が良ければどんな服装でもOKです。
ただ、身体を締め付けるガードルやコルセットなどは外しましょう。
できれば、ブラジャーもスポーツブラなどの締め付けのないものをおすすめします。
アクセサリーや時計を外すのは当然のこと、フードのついた服などもスムーズな動きを妨げる可能性があるので避けた方が良いでしょう。
道具
次は、いよいよ必要な道具についてです。
ピラティスはマットさえあれば始めることができます。
バスタオルを代用することもできるので、絶対に道具が必要というわけではありません。
ですが、「まずは形から入りたい!」という人は、次の3つの道具をそろえることをおすすめします。
マット
1つ目はもちろんマットです。
もちろんヨガマットでも大丈夫ですが、ピラティスは寝て行うことが多いので、ヨガマットよりもクッション性に優れたピラティスマットの方をおすすめします。
もしヨガマットでピラティスをする場合には、なるべく厚めに作られているものを選び、その上に大きめのバスタオルを敷くと良いですよ。
ボール
2つ目は、小さなボールです。
これは100円ショップで手に入れることができます。
大人の頭ぐらいの大きさのものをおすすめします。
エクササイズを楽しくしたり、難しくしてより効果を引き出したりするのに使います。
フレックスバンド
そして3つ目は、フレックスバンドです。
通販などではセラバンドとして売られています。
フレックスバンドもボールと同様、使うことでエクササイズを楽しくしたり、難しくしてより効果を引き出したりすることができます。
フレックスバンドの長さは2メートル前後のものを選ぶようにしましょう。
また、フレックスバンドには「シン(弱)」「ミディアム(中)」「ヘビー(強)」の3種類の強度があるので、ご自身の身体にあったものを選んでくださいね。
意外に知られていない?ピラティスの種類
ピラティスは、看護師だったジョセフ・ピラティスが考案した運動法です。
もともとは患者のリハビリ用にと考えられたエクササイズでしたが、有名アスリートやダンサー、芸能人などが健康維持やダイエットの目的で行うようになり、一般にも広く知られるようになりました。
そんなピラティスには大きく分けて2つの種類があります。
マットピラティス
1つはマットピラティスです。
マットピラティスは、ベッドの上でも行うことができるように考えられたエクササイズです。
道具などは必要なく、マットだけで始めることができます。
マシンピラティス
そしてもう1つは、マシンピラティスです。
これは別名、イクイップメントピラティスとも呼ばれています。
こちらは専用の道具を使用するピラティスです。
専用の道具を使用することにより負荷を減らすことができるので、初心者や身体に不調がある人でも気軽に行うことができます。
まとめ
ヨガと同様、健康維持やダイエットなどに効果があるピラティス。
ピラティスは自宅で簡単に行うことができるので、スタジオに通う時間がない人も大丈夫です。
自宅でピラティスを行う時には、動きやすく締め付けのない服装で行いましょう。
ピラティスには道具が絶対に必要というわけではありません。
でも、マットとボール、フレックスバンドを揃えると、よりエクササイズを楽しく、効果的なものにすることができますよ。
ピラティスには、マットピラティスとマシンピラティスの2種類があります。
ご自身の身体にあったものを選んで、無理なく、楽しく行ってくださいね!
ピラティスの効果が表れる期間については下の記事で説明しています。
⇒ ピラティスで痩せる? 期間はどれくらい? すべて答えます
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