
肌寒くなってくるのと同時に気になるのが唇のヒリヒリとした痛み。
唇が痛いと、食事をする時も辛いし、気分も滅入ってしまいますよね。
でも、なぜ寒くなってくると唇が荒れやすくなるのでしょう?
唇がヒリヒリするのは、唇が荒れて敏感になっているからなのでしょうか?
となると、やはり空気の乾燥が原因なのでしょうか?
今回は、これらの疑問に答えたいと思います。
唇が痛む原因と併せて、簡単な保湿ケアの方法を紹介しますので、唇の乾燥や痛みに悩む人は必見ですよ!
唇が乾燥する原因は?痛みの正体はコレ!
空気が乾燥してくると気づくのが唇の乾燥。
そんなことから、「空気が乾燥してくる=唇が荒れる」と思ってしまいがちですが、実は唇が荒れる原因は空気の乾燥だけではないのです。
もちろん、空気の乾燥がきっかけになっているのは事実なのですが、空気の乾燥に加えて次の3つのNG習慣を行うことによって唇が乾燥し、痛みを引き起こしてしまいます。
この3つの習慣、ついついやってしまいがちなことばかりです。
無意識のうちに行ってしまっていないか、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
口呼吸
まず1つ目は、口呼吸です。
当然のことですが、口呼吸の人は、息を吸ったり吐いたりする時の空気が口を通ります。
それが原因となり、鼻呼吸の人よりも唇が乾燥しやすくなってしまいます。
鼻がつまっていると、どうしても口呼吸になってしまいやすくなるので、鼻がつまってきたらなるべく早く対処して解消するようにしましょう。
唇をなめる
2つ目は、唇をなめることです。
唇が荒れてくるとついついやってしまいがちなのが、この「唇をなめる」という行動です。
唇をなめることで、唇が潤っている気がしますよね。
でも、時間が経ってその水分が蒸発する時に、唇の水分や潤いまで一緒に奪ってしまうので、逆に唇の乾燥を加速させてしまうことになります。
そして乾燥してパリパリになってしまった唇は、なめることそれ自体が刺激となり、唇の皮膚がどんどん薄くなってヒリヒリしてきます。
というわけで、唇が乾燥したり荒れてきたりしたからといって、なめることは絶対にNGです。
唇を刺激する行動
そして3つ目は、唇へ刺激を与える行動です。
具体的には、食事の後にナプキンなどで唇の汚れを拭く時に強く拭いてしまうと、唇への刺激になってしまうので要注意です。
また、酸っぱいものや辛いものなどを食べた後に拭き残しがあると、それが刺激になって唇が荒れる原因になるので注意しましょう。
唇の乾燥におすすめ!簡単にできる保湿ケア
では、唇が荒れてきた時に簡単にできる保湿ケアにはどんなものがあるのでしょうか?
おすすめはズバリ「唇パック」です。
これなら、お金をかけずに家で簡単に行うことができますよ。
使うのはハチミツとラップです。
まず、唇にハチミツを塗り、その上にラップをして数分置きます。
これにより、唇を柔らかくして乾燥を抑えたり、皮がむけたりするのを防ぐことができます。
ハチミツがないという人は、オリーブオイルでもOKです。
オリーブオイルには乾燥を防ぐ働きがあるので、唇の保湿にも使うことができますよ。
それもないという人は、ワセリンを使うのがおすすめです。
ワセリンは保湿効果が高く、唇をコーティングしてくれる感じで保護してくれるので、唇の水分を逃しません。
赤ちゃんでも使うことができるような低刺激の商品が多いので安心ですよね。
まとめ
肌寒い季節になってくると、気づくのが唇の乾燥。
唇が乾燥してくると、ヒリヒリとした痛みが出てきて辛いですよね。
空気が乾燥していることが原因だと思ってしまいがちですが、実は原因は空気の乾燥だけではありません。
ついついやってしまいがちな、「口呼吸」「唇をなめる」「唇へ刺激を与える」行動が唇の乾燥と痛みを引き起こしているので要注意です。
保湿ケアにはハチミツやオリーブオイル、ワセリンを使うのがおすすめです。
リップクリームを塗るのに合わせて、夜に保湿ケアを行うことで唇の乾燥を防ぐことができますよ。
早速試してみてくださいね!
なお唇が腫れて痛い場合は下の記事を参考にしてください。
また同じく乾燥が原因で鼻の中が痛くなることもあります。
そんなときは下の記事も参考にしてください。