
美容として、皮膚のくぼんだ部分をヒアルロン酸注入でどうにかしたいけど、効果の持続期間が短いなら意味がないですよね。
ヒアルロン酸注入の効果の続く期間は、入れる部位や入れる容積によっても変わるようです。
また、膝関節の痛みの治療として、ヒアルロン酸注入の治療をする場合もあります。
今回、美容としてのヒアルロン酸注入の仕方による効果の続く期間や治療法をご紹介します。
ヒアルロン酸の効果が続く期間 美容の場合
一部位に少しだけ注入するより、たくさん注入する方が、長く効果が持続するようです。
ヒアルロン酸は組織の接している部分から吸収されるので、たくさん入れると、吸収しきれずに残るということです。
なので、ヒアルロン酸を入れる容積が大きければ大きいほど、効果は長く続きます。
人によりますが、鼻やほうれい線は、たくさん注入すれば、10年以上でもヒアルロン酸が残り、効果が持続するのです。
また、皮膚の深い部分より浅い部分の方が長く効果が続きます。
これも、組織に触れる部分が小さいためです。同様に、効果の続く期間は10年ほどです。
ひざの痛みの治療の場合
膝の治療で、ヒアルロン酸注入をする場合、週1回のヒアルロン酸を5週間毎週打つことを繰り返します。
その後経過を見て、2週間から4週間に1回注入します。
ただ、膝の治療の場合は、注入したからと言ってすぐに痛みが解消されるわけではないようです。
膝辺りの筋肉を鍛える運動をしたり、ストレッチにより膝関節を柔らかくするなど、自主的な治療のアプローチも総合的に行って、改善を図るのです。
ヒアルロン酸注入による副作用
美容としては、ヒアルロン酸注入により、美しくなれるかもしれませんが、副作用がないとは言い切れません。
一部位にたくさん注入してしまうと、大きな塊が入っているという感じになるのです。
身体に少しずつ吸収される際に、その過程で凸凹になっていくのです。
分解酵素を注入しても炎症を起こし腫れることもあるので、本末転倒の結果になる場合もあるのです。
膝の治療についても、ヒアルロン酸注入することで、かえって身体のバランスが悪くなり、負担になることもあります。
まとめ
いかがでしたか?美容としてのヒアルロン酸注入は、やり方によって、効果が10年続くということですが、副作用も考慮して行わなければなりません。
凸凹したら、また注入する、というエンドレスサイクルを引き起こすかもしれません。
膝の治療も、なるべく自分で改善していく努力が必要です。
ヒアルロン酸注入のメリット、デメリットをよく考えて、判断してくださいね。
なおヒアルロン酸入りの化粧水、飲むヒアルロン酸の効果については次の記事で説明しています。
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