
運動会で必ずある種目のうち、親としてはどうしても気になってしまうのが、徒競走の順位ではないでしょうか。
実は速く走るのには、ちょっとしたコツがあるのです。
小学生でもすぐ実現可能な速く走れるコツやポイント、親としてできることをご紹介いたします。
徒競走のコツ 小学生のポイント
運動会の徒競走において、速く走るためのコツはいくつかあります。
まず、スタートは、できるだけ身体を前傾した姿勢、頭を低くした状態にすることです。
そして、走っている時には、できるだけ脇をしめて肘を引きます。腕は前後にしっかりと振ります。
また、手のひらはパーの形にして、できるだけ力まないことも大切です。
顔は、まっすぐ向けるようにしましょう。キョロキョロしてしまうと、その分スピードが落ちますので気を付けましょう。
そして小学生の場合は、陸上競技場などではなく、ほとんどが狭い円周のトラックで走ることになります。
円周が狭いと、かなり大きな遠心力がはたらき、転びやすい状態になります。
そのためコーナーはできるだけ歩幅を小さくして走るようにするのも、大きなポイントです。
トップ選手が語る秘訣とは
世界的な陸上選手はインタビューで「速く走るためにもっとも大切なことは体幹を鍛えることだ」と答えています。
身体の軸となる体幹をトレーニングすることで、ぶれずに安定した走りを生み出すことができます。
軸がしっかりしていないと、速く走るために必要な推進力が弱くなり、スピードが出ないことにつながるのです。
体幹に筋肉を付けることで、故障も少なくなります。
そして、やはりもっとも大切なのは、努力を人の数倍することです。
親と一緒にトレーニング
徒競走の練習の際には、子どもと一緒に行うとより効果的です。
また、実際に走るトレーニングの前に、イメージトレーニングを行うと、より具体的にどう走ればよいのか自分の頭の中ではっきりと描き出すことができるのでとても有効です。
練習も子どもだけでなく、親も一緒に走ることも大切です。
そして、走ることが楽しくなるように、タイムを計って「次は〇秒を目指してみよう」「1等賞のメダルをもらおう」など、具体的な目標を子どもと立てて、本番に臨むようにしましょう。
まとめ
あまり運動が得意ではない子どもにとって、運動会は少し憂鬱なものです。
しかし、速く走れるコツを知っていれば、すぐに結果を出すことができます。
ぜひ子どもと一緒に練習して、いつもよりも一層思い出深い運動会にしましょう。
なお、玉入れや逆上がりのコツについても別記事で説明しています。
ぜひ参考にしてください。