
エナジードリンクといえば、栄養ドリンクより手頃で、少し疲れた時に気兼ねなく飲むことができるお助けアイテムとして人気があります。
エナジードリンクは薬(医薬品)でもなく医薬部外品でもないので、その効果や効用については表記されていませんが、眠気覚ましや集中力アップなどに期待できることが知られています。
レッドブル、モンスターエナジーなどコンビニで気軽に1本から買えるのも便利です。
そんなエナジードリンクですが、効果が表れる時間はどれぐらいで、効果が続く時間はどのくらいなのか、気になるところですね。
そんな人も大丈夫です。
今回の記事を読んでおけば、より効果的にエナジードリンクを利用することができますよ。
エナジードリンクの効果が表れる時間は?どれぐらいもつ?
まず、エナジードリンクについてもう少し詳しく説明します。
エナジードリンクは、厚生労働省が認める基準では食品(清涼飲料水)に該当します。炭酸が入っており、爽快感を味わうことができます。
エナジードリンクの中には、ビタミンに似た働きをするビタミン様物質が含まれていますが、ビタミンではないので、医薬品ではありません。
ビタミン様物質やカフェイン、ブドウ糖、アルギニン(栄養ドリンクなどに配合されるタウリンの代替成分)などが含まれています。
これらのため、体の疲労回復やデスクワークなどによる目の疲れ、脳の集中力アップ、運動をする時のエネルギー補給などに効果が期待できます。
(上で述べた成分以外にも、少量の炭水化物なども含まれています。)
そんなエナジードリンク、いつ飲むかですが、おすすめは効き目が出始めてほしい30分前です。
一般的にエナジードリンクは飲んでから約30分で効果が表れ、その効果は3~10時間ほど持続すると言われています。
効果が出てほしい時間の約30分前にエナジードリンクを飲んでおくと安心な感じですね。
エナジードリンクの嬉しい効果をご紹介!
次に、エナジードリンクの嬉しい効果を3つ紹介します。
体脂肪の減少
まずは、スポーツ前に飲むことで体脂肪の減少に期待できるということです。
エナジードリンクに含まれるカフェインには、代謝を向上させ体脂肪を遊離脂肪酸に変えてエネルギー源として消費させる働きがあります。
脂肪をエネルギー源にすることで長時間運動することが可能になります。
運動する45分~1時間前にカフェインを含んだエナジードリンクを飲んでおくことで、脂肪燃焼効果が高まって、体脂肪を効率よく減少させることができます。
集中力をアップ
次は、仕事や勉強の前に飲むことで、より集中力をアップすることができるということです。
何よりも、それが目的でエナジードリンクを飲む人が多いと思われます。
コーヒーで摂取されることで知られるカフェインには、覚醒作用の強いドーパミンやアドレナリンの分泌を増やす機能があります。
先述した通り、約30分で効果を表し、3~10時間持続すると言われています。
そのため、学生さんなら登校前の朝に飲むことで、より勉強に集中することができます。
社会人の場合も出勤前に飲めば、毎日の仕事で元気よく、よりパワーを発揮できるかも。
胃への刺激を抑えるためにも、空腹時を避けて飲むようにしてくださいね。
成長ホルモンの分泌を促す
そして最後は、寝る前に飲むことで成長ホルモンの分泌を促すことができるということです。
エナジードリンクに含まれているアルギニンという栄養成分には、成長ホルモンを分泌させる働きがあります。
成長ホルモンというと子供に分泌されるものと思いがちですが、大人にも成長ホルモンは分泌されます。
大人にとっての成長ホルモンは、疲労回復や美肌などに効果があります。
この成長ホルモンは就寝後数時間に最も分泌されるので、こちらも寝る30分~1時間前にエナジードリンクを飲んでおくといいですよ。
まとめ
集中力アップや疲労回復などに効果のあるエナジードリンク。
飲んでから約30分後に効果が表れ始め、3~10時間効果が持続するということを知っておくと、タイミングを考えて飲むことができますね。
たくさんの効果が期待できるエナジードリンクですが、カフェインが含まれているので、量を摂りすぎると危険です。
飲み過ぎには注意が必要です。
効能や飲み方などの表示がないからこそ、正しい情報を得て、効果的に利用しましょう!
なおエナジードリンクの眠気に対する効果については下の記事で説明しています。
ご確認ください。
[https://dostrece.net/energy-drink-effect-on-drowsiness/]