フルーツ青汁の効果的な飲み方は?目的別・タイミング別に解説

青汁は身体によい栄養素がたくさん凝縮されているので、毎日の習慣にしたいものですが、苦くて飲みにくいイメージがありますね。

そんな方にピッタリなのが美味しくて飲みやすいフルーツ青汁です。

フルーツ青汁の効果的な飲み方を目的別、タイミング別に紹介します。

 

フルーツ青汁の飲み方

 

フルーツ青汁の効果的な飲み方と注意点を紹介します。

 

基本的な飲み方

包装に記載されている容量を見ながら、100mlの水や牛乳で割った青汁を1日に1~2杯を目安に飲むのが基本的な飲み方です。

お子さんと一緒に飲む場合は、半分を目安にするのが適量です。

薄くて物足りない、濃すぎて飲みにくいなど、飲んでみて自分が飲みやすくなるよう、水分を調整したり、割るものを工夫すると長く飲み続けることができます。

飲んだことをカレンダーなどに書くようにすると、さらに飲み続ける習慣化に役立ちます。

なおフルーツ青汁に含まれるビタミンCやB1、酵素は熱に弱いので、温めて飲むのはあまりおすすめできません。

 

飲みすぎに注意

フルーツ青汁には乳酸菌や酵素など腸内環境を整える成分が豊富に含まれているため、お腹が弱い人などは腹痛や下痢の症状が出てしまう可能性もあります。

お腹の調子を見ながら1日1~2杯を目安に飲むのがおすすめです。

なお過剰摂取してしまった栄養素によっては、体内に蓄積されると頭痛や吐き気などの不快な症状の一因になってしまう場合もありますので注意が必要です。

  • 普段からビタミン剤などサプリメントを飲んでいる場合は、フルーツ青汁に含まれるビタミンB1、B2、B6、Cが過剰摂取になってしまうことがあります。
  • イチゴやレモン、キウイフルーツなどビタミンCやカルシウムを多く含むフルーツ青汁を飲みすぎると、尿管などに結石ができてしまう可能性もあります。
  • 大麦若葉や明日葉、ケールなど普段あまり食べないようなものが含まれているフルーツ青汁を取ると、体に免疫がない場合にはアレルギー反応を起こす心配もあります。

体調を崩すほどではないけれど、くしゃみや鼻水が出たり喉がイガイガするのが気になるようなときには、飲む量を抑えて様子をみるのがおすすめです。

 

フルーツ青汁を過信しない

フルーツ青汁は豊富な種類の栄養素を含むからといって、必要な栄養を全て青汁から摂ろうとするのは難しい面もあります。

野菜を例にすれば、成人で1日に必要とされる野菜の量は350gが目安です。

飲み方にもよりますがフルーツ青汁で取れる量は約50~100g程度のため、1日分は補えません。

またタンパク質などフルーツ青汁では十分に補えない栄養素もあります。

したがって、食事で栄養を摂るのが基本ということを認識した上で、それを補うためにフルーツ青汁を飲むという考え方が必要です。

 

【目的別】フルーツ青汁の効果的な飲み方

 

フルーツ青汁に目が向くということは、何らかの悩みがあることが多いかと思います。

体重を落としたい、便秘解消、栄養不足が心配になることもあるでしょうか。

ここでは、そんな目的に合ったフルーツ青汁の効果的な飲み方を紹介します。

 

ダイエットが目的の場合

朝食を青汁に置き換えると、腸の働きが良くなり、前日の食べすぎをセーブすることもできます。

夕食に置き換えると、カロリー摂取を抑えられダイエット効果が出やすくなります。

水や炭酸水などカロリー低めのもので割って飲むと、さらにカロリーを抑えることができます。

フルーツ青汁はビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれているため、野菜と同じように血糖値を下げる役割もあります。

このため、前菜代わりにフルーツ青汁を飲むと血糖値の上昇が抑えられ、ご飯など炭水化物を食べても血糖値が上がりにくくなり、太りやすい傾向を改善することができます。

各社のフルーツ青汁のカロリーについては別記事に整理しています。

あわせてチェックしてみてください。

⇒ 5社のフルーツ青汁のカロリーを調べました オススメはどれ?

どうしても空腹を我慢できなくなった時などのおやつに置き換えても、カロリー摂取を抑えることができます。

並行して運動も習慣化するとダイエットにより効果的です。

 

便秘解消など体質改善が目的の場合

睡眠中に失われた水分を補給する意味でも、便秘解消など体質改善には、朝飲むのがおすすめです。

朝食をしっかりとることが便秘解消など体質改善に効果的とわかっていても、なかなか食欲が出てこない、時間がないということが多いものです。

フルーツ青汁なら飲むだけですので、短時間でバランスよく栄養素を摂ることができ、朝食を習慣にしやすいです。

1日の活動前に飲んでおくことで消化、吸収の時間を十分にとることができ、青汁の成分を体内に取り込む効果を上げることができます。

  • フルーツ青汁にたっぷり含まれている食物繊維は腸の働きを活発にするので、便秘解消効果が期待できます。
  • 貧血気味や冷え性改善のためには、造血作用があるとされる葉酸を多く含むフルーツ青汁を選ぶのがおすすめです。
  • コラーゲンやプラセンタ、セラミドなどの成分が含まれたフルーツ青汁を飲めば、お肌の調子をよくすることもできます。
  • アミノ酸が豊富なクマザサやプラセンタが多いフルーツ青汁なら、体の代謝アップも期待できます。

 

栄養の補助が目的の場合

普通の食生活では食物繊維が足りなくなる傾向があります。

フルーツ青汁で不足しがちな食物繊維を補充できるよう、食事の際にお茶代わりに飲むのがおすすめです。

食物繊維以外にもカリウム、ビタミン類などの栄養素も摂取しやすくなります。

間食がわりに飲んでも、食事で不足する栄養素の補助ができます。

また食前や食事のときに一緒に飲むと、栄養素の吸収率アップも期待できます。

 

【タイミング別】フルーツ青汁の効果的な飲み方

 

フルーツ青汁の効果は飲むタイミングによっても違ってきます。

自分がどんな効果を得たいかによって飲むタイミングを選べるよう、タイミング別の効果を紹介します。

 

朝食で飲む

人間の体は36.5~37度くらいの体温があると免疫力が高い状態をキープできると言われていま。

ですから睡眠中に下がってしまう体温を朝食で上げることが大切です。

さらに朝食をとることによって脳のエネルギーを補給することができ、集中力や注意力を上げることもできます。

ところが朝はどうしても忙しかったり、食欲がなかったりして朝食をとるのが難しいことも多いです。

そんなときはフルーツ青汁を飲むのがおすすめです。

また、人間は寝ているときでも汗をかくので朝は水分不足になりがちです。

脱水症状を防ぐためにも朝食といっしょに飲むのが効果的です。

フルーツ青汁には血液をサラサラにするミネラルやビタミン、赤血球の形成に関わる葉酸も含まれているので、水を飲むよりも多くの効果が期待できます。

 

食前に飲む

フルーツ青汁に含まれる食物繊維がブドウ糖やコレステロールの吸収を抑え、タンパク質や炭水化物をとった後の血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

なおフルーツ青汁を飲んですぐに炭水化物をとってしまうと、この効果が薄らいでしまうので、ゆっくりと味わうように飲むのがおすすめです。

 

食後に飲む

ヨーグルトに混ぜて飲むと、食後のデザート代わりにでき、甘いものを控えることができます。

 

運動後に飲む

運動後は血行が促進され身体が温まり、フルーツ青汁に含まれる酵素によって脂肪が分解される働きが高まります。

運動後の水分補給という意味でも、フルーツ青汁の冷水割りはピッタリです。

ダイエットを意識した運動の後は食べ物、飲み物に気をつけないと運動の効果が減ってしまいますが、フルーツ青汁なら低カロリーなので安心です。

 

夕食で飲む

夕食をフルーツ青汁に置き換えるとダイエット効果が期待できます。

脂分の多いものを寝る前に食べてしまうと、脂肪やコレステロールの消化を行う膵臓からのインスリン分泌がしっかり行われず、体内に脂肪として蓄積されてしまう傾向があります。

このため、夕食をフルーツ青汁にすると、ビタミン補給ができ、脂質や糖質を控え、脂肪蓄積を防ぐことができます。

フルーツ青汁は栄養バランスが整っているので、1日のうちの1食くらいであれば置き換えても健康に問題はありません。

日中にカロリーを取り過ぎてしまったと心配な日には、夕食はカロリーは低いけど栄養はとれるフルーツ青汁だけにしてもよいです。

ちゃんとカロリーコントロールができたという安心感も得ることができます。

牛乳で割って飲むと腹持ちがよくなりますが、カロリーが気になるようであれば豆乳にするのがよいです。

 

まとめ

体にいいフルーツ青汁は、自分の目的に合わせ、タイミングよく飲むことで、さらに効果を高めることができます。

心身ともに健康な毎日の実現に向けてフルーツ青汁を有効に活用してください。

なお各社のフルーツ青汁のカロリーや成分を比較した記事もあります。ぜひ参考にしてください。

⇒ 5社のフルーツ青汁のカロリーを調べました オススメはどれ?

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