ストレス解消に効果のある飲み物11選!オススメはこちら

日々のちょっとしたストレスの解消に手軽な飲み物で対応できると、職場でも家庭でもいつでもスッキリできて便利です。

この記事では、そんなストレス解消に効果のある飲み物を選ぶ際のポイントや、お勧めの飲み物を紹介します。

 

ストレス解消に効果のある飲み物とは

最近は機能性飲料など飲み物の種類が増えて、様々な効果が紹介されています。

まずは、どんな点に気をつけて飲み物を選ぶとストレスに効くのかを紹介します。

 

ストレスに効く栄養素を含む

ストレスに効く栄養素はビタミン、カルシウムなど、たくさんあります。

 

ビタミンB6

精神安定・催眠・鎮痛作用のある神経伝達物質セロトニンがたくさん分泌されると、ストレス解消に効果的です。

このセロトニンは、トリプトファンやビタミンB6、マグネシウムと一緒に作られるので、ビタミンB6を十分に摂取しておくと効果的です。

またビタミンB6には、イライラや記憶力低下などの中枢神経障害を防ぐ働きもあります。

 

ビタミンB1

脳にとって唯一のエネルギー源であるブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンで、イライラや、疲労感、記憶力・食欲低下を防ぐ効果があります。

 

ビタミンC

体がストレスに対抗するために分泌する副腎皮質ホルモンの原料にタンパク質とともに使われるのがビタミンCで、ストレス解消のためにたくさん必要とされる栄養素です。

 

カルシウム

カルシウムは神経伝達機能の興奮を抑え、イライラを静める働きがあります。

ビタミンDと一緒に取ることでイライラを鎮静する効果を高めることができます。

 

マグネシウム

マグネシウムは脳や神経の興奮を静め、精神安定に効果を発揮します。

清涼飲料などに多く含まれるリンがマグネシウムの吸収を妨げてしまうので、飲み物を選ぶ際には注意が必要です。

 

依存性がない

糖分の多いもの、アルコール、カフェインなどには、とり過ぎると依存性が出てきてしまう心配があるので、なるべく依存性のない飲み物を適量取るのがおすすめです。

ココアなどは糖分控えめタイプにしたり、ノンカフェインのハーブティを選んだり、デカフェなどノンカフェイン飲料はお勧めです。

またハーブティに甘みを足して飲む時には、ミルクやハチミツを使うのも良い方法です。

甘酒ならノンオイルで甘みがあるので糖分依存性を心配せずに甘みを楽しめます。

柑橘系ジュースなら100%果汁を選ぶのがお勧めです。

 

飲み物のメリット

ストレス解消のためにジムやカラオケに行くなど効果的な方法はたくさんありますが、時間や費用がかかってしまい、なかなかできないことも多いです。

それに比べて飲み物なら簡単に入手できて利便性に優れています。

また、水分補給が十分にできていないと甘い物や糖分で補ってしまうことがあり、これが、これが血糖値の急激な上昇に繋がり、インスリンを分泌してこれを急激に下げようとしてしまいます。

このような血糖値の乱高下の際に、気分が憂うつになったり落ち込んだり不機嫌な気持ちになってしまうことが多いです。

このようなストレス症状を起こさないように、飲み物なら簡単に水分補給ができるというメリットもあります。

 

コンビニや自販機で簡単に手に入る

ストレス解消したいと思った時、飲み物ならすぐにコンビニや自販機で手に入れることができて便利です。

 

仕事中、作業中でも気軽に飲める

飲み物は、少量の物からタップリ容量まで、ペットボトルや缶など、仕事中、作業中でも気軽に飲める量と容器を選べるメリットがあります。

 

毎日続けやすい

飲み物なら持ち運びが簡単で、通勤途中などでも気軽に入手でき、買い置きもしておきやすいので、毎日続けやすいというメリットもあります。

 

ストレス解消に効く飲み物11選

簡単に入手できて気軽に飲めるストレス解消に効果のある飲み物を11種類紹介します。

含まれているストレスに効く栄養成分も一緒に紹介します。

 

牛乳

牛乳には精神安定・催眠・鎮痛作用のあるセロトニンのもととなるトリプトファンが含まれているため、ストレス解消効果があります。

さらにトリプトファンからは成長ホルモンが分泌され、新陳代謝や血行を良くする働きもあります。

また、セロトニンからは眠気を促す睡眠ホルモンであるメラトニンが生成されるため、睡眠の質を高める効果もあります。

そしてこのメラトニンには抗酸化作用もあり、血管や細胞の老化を防ぎ動脈硬化などの生活習慣病の予防にもなります。

牛乳を飲むことでストレスを解消しながら、体内循環を整えてストレスに強い体質を作ることもできます。

 

ココア

ココアにはカルシウムやビタミンB1、タンパク質など、ストレスを和らげる栄養素が豊富に含まれている上に、自律神経を整えるテオブロミンという成分もたっぷり含まれています。

さらにミルクココアにすることで、牛乳のストレス解消効果もプラスでき、ホットにすればリラックス効果もアップできます。

 

緑茶

緑茶にはストレス緩和やリラックス効果のあるテアニンが含まれています。

また緑茶にはカフェインも含まれていますが、テアニンはこのカフェインの作用を弱める働きもあります。

 

ハーブティー

様々な種類のビタミンが含まれているハーブティ。

例えばリンデンというハーブの花と葉には、フラボノイド、サポニンなど抗酸化成分が含まれていて、発汗や緊張の緩和に役立つ冷え取り効果が期待できます。

またハーブティーの香りは高ぶった神経を鎮めてリラックス気分を高めてくれますので、イライラしている時や落ち込んでいる時、不安を感じている時にもおすすめです。

好みではない味や香りのハーブティでは逆効果になってしまうので、あらかじめ自分に合ったハーブ&配合を見つけておきましょう。

 

コーヒー

コーヒーの香りにはリラックス効果があります。

ポリフェノールが含まれているため精神的ストレスを緩和する効果もあります。

ホットミルクを加えるとさらにストレス解消、リラックス効果が上がります。

 

柑橘系ジュース

柑橘系ジュースにはビタミンCが豊富に含まれていて、ストレス緩和の働きがある副腎皮質ホルモンの原料になります。

一口に柑橘系ジュースと言ってもオレンジジュースやグレープフルーツジュース、ゆず茶など種類も豊富です。

中でもグレープフルーツジュースにはイライラやモヤモヤを抑える効果だけでなく、ストレスによる暴飲暴食を抑える効果も期待できるので、小腹が空いた時にもお勧めです。

 

炭酸水

炭酸には筋肉の緊張をやわらげたり、乳酸を取り除き疲れを取る効能があります。

そのためリラックス効果があり、胃を刺激して副交感神経の働きを高めることでストレスが解消できます。

カロリーや血糖値を気にせずにストレス解消するためには、炭酸水はストレートで飲むのがお勧めです。

さらに脳を覚醒させる効果もあるので、朝や日中スッキリしたいと思った時の飲み物にピッタリです。

豆乳

豆乳には牛乳と同様にトリプトファンが含まれており、含まれる量が牛乳の1~2倍のため、よりストレス解消効果が期待できます。

トリプトファンは人間の体内で作ることができないため飲食から摂取する必要がありますが、豆乳なら手軽に摂取できておすすめです。

 

甘酒

甘酒は発酵する過程で生まれるギャバの成分によってリラックス効果を得ることができます。

もともと甘酒は葉酸などたくさんの成分が含まれた栄養価の高い飲み物で、疲労回復や美肌などの効果もあります。

白湯

お湯を50℃くらいまで冷ましたお湯のことで、副交感神経を優位にしてリラックスできる効果があります。

寝る前にゆっくり飲むと心のケアができ、寝付きも良くなり、体の冷えも緩和して、心身をしっかり休めることができ、ストレス解消効果がさらに上がります。

体温に近く吸収が早いので、体内の血液循環や老廃物のスムーズな排出を促進する効果もあり、低体温を解消し便秘の改善も期待できます。

熱すぎると口内の火傷や内臓への負担に繋がるので注意が必要です。

 

ナチュラルミネラウォーター(天然水)に含まれているマグネシウムには、交感神経の過剰な働きを抑える効果があります。

またカルシウムも含まれており、イライラなどの神経の緊張を抑える効果があります。

種類によっては、神経伝達物質を作り出すために必要な亜鉛が溶け込んでいる天然水もあります。

 

まとめ

ストレス解消したいけどなかなか時間が取れないということが結構多いのではないでしょうか。

仕事や家事の合間にいつも何気なく手にしている飲み物でも、選び方に気をつけるだけでストレス解消効果を得ることができます。

職場でも家庭でも手軽な飲み物で、こまめにストレス解消を心がけるようにしましょう。

なおストレス解消に効果のあるお菓子やサプリメントについては別記事で説明していますので、気になる方は確認してみてください。

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