
知恵熱とは本来、乳児に見られる発熱のことを言いますが、大人なのに考えすぎて知恵熱出てきた、などというときがあります。
実際、大人の知恵熱ってあるのでしょうか?
今回、大人の場合の知恵熱について、症状などをご紹介します。
知恵熱 大人の症状はどんな感じ?
大人で、原因不明の発熱が発症したとき、疲労ストレスなどによるもので、心因性発熱=ストレス性高体温症と言われるものである場合があります。
これがいわゆる大人の知恵熱と考えられています。
症状としては、発熱は38℃程度以上が複数回出る、倦怠感、集中力低下、イライラなど、様々な風邪によく似た症状が出ます。
具体的には、仕事でいえばいつもなら簡単にこなせる仕事がはかどらなくなったり、憂鬱な気分に襲われるということがあります。
知恵熱でこのような症状が出て、病院で診てもらい検査しても、感染症の兆候は見られず、「異常なし」と診断されて薬の処方もしてくれないことがあります。
知恵熱は、医学的には病気とは認められていない、病気の証拠はないし存在しないとされているのです。
またやっかいなことに、解熱剤を服用しても効果がないのが特徴です。
その割には、2~3日で自然に治るということもあり得ます。
知恵熱が出たらどうしたら良いか
先に述べたように、知恵熱は解熱剤を服用しても効果はないですが、環境を変えることであっさりと症状が治ってしまうということもあります。
環境を変えることが出来ず、いつまでも同じ症状が続くようなら、しっかり内科で診断を受けるのをおすすめします。
知恵熱は原因不明なので、不明熱と医学的には言われています。
中には心因性発熱以外にもアレルギー疾患など他の病気が隠されている場合があるので、勝手に自分で知恵熱だと思い込んで放っておくと、その病気が悪化して大変なことになる場合があります。
そうなる前に、自分の環境や症状をきちんと医師に伝えることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
知恵熱とは、俗に言われている名称で、医学的には知恵熱とは言わずに不明熱とするということでしたが、近年ではこのような不明熱の症状を発症する人が多くなっているようです。
たびたび原因不明の熱が出るような人は、いつどのような状態で発熱するのか、普段の生活リズムや食生活、仕事はどうなのかをメモしておくと良いかもしれません。
そこに原因が隠されているでしょうし、病院で医師に相談するときに、改善の材料になるでしょう。
ぜひ以下の記事も参考にしてください。
[https://dostrece.net/cause-of-adult-teething-fever/] [https://dostrece.net/headache-with-adult-teething-fever/]