
足首の痛みの原因には、様々な要因があります。
その中でも足首の「内側」の痛みは、運動後や捻挫からくるものだけではありません。
このページでは、足首の内側の痛みの最も多い原因と、その対処法についてご紹介します。
足首の痛みが「内側」にある場合の原因2つ
足首の痛みが内側にある場合、その原因は大きくわけて2つあります。
「外反母趾」と「靴の履き方」です。
では、これらの原因について少し掘り下げていきます。
外反母趾
外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がっている状態です。
あくまでも目安ですが、15度以上曲がっている方は、外反母趾の可能性が高いでしょう。
この状態では、正しく踏ん張ることができず、足首の内側に負担がかかってしまいます。
その為、外反母趾のまま歩行を続けると、足首の内側が炎症を起こしてしまうのです。
靴の履き方
足首の内側は、靴を履いた時などに摩擦を受けやすい部分です。
サイズの合わない靴や、締め付けがキツイ靴を履いた場合、炎症をおこす事があります。
また、女性は特に、ハイヒールを履く機会が多いですよね。
足の内側に力が入りやすいハイヒールは、足首の内側に痛みを発生させる原因の1つです。
足に負担のかかかる靴や、サイズの合わない靴を履くことで、足首の内側に痛みが発生してしまうのです。
外反母趾の方が、サイズの合わない靴やハイヒールを履く事で、よりひどい症状になります。
この悪循環を防ぐためにも、早めの対処を行いましょう。
足首の内側の痛みを解消!おすすめの対処法3つ
靴の見直し
痛みの原因として挙げた「靴」は重要なポイントです。
ヒールの高いものや、サイズが合っていない靴を履き続けることで、痛みの悪化や、外反母趾を引き起こす原因になります。
特に、痛みがある場合は、スニーカーなどの負担が掛からない靴を選びましょう。
普段履いている靴の見直しを行い、症状の悪化を防ぐことが大切です。
インソールとテーピング
既に外反母趾で、足首の内側を痛めやすいという方におすすめの方法が、「インソールとテーピング」です。
靴の中にインソールを入れたり、足にテーピングをすることで、足裏のバランスをとります。
そうすることで、足首の内側に負担をかけずらくすることが出来ます。
アイシング
足首の内側が痛む場合、その炎症を抑えることが第一です。
氷や保冷剤、湿布などを使用して患部を冷やしましょう。
氷などを使用する場合は、10分に1回の休憩を入れ、冷やしすぎには注意してください。
まとめ
足首の痛みが「内側」に発生した場合の、原因と対処法をご紹介しました。
主な原因は、外反母趾と間違った靴の選び方でしたね。
足首の内側の痛みに悩んでいる方は、3つの対処法を試してみてください。
しかし、痛みの原因は、ここで紹介したものだけが全てではありません。
足首の外側が痛む場合は下の記事もチェックしてみてください。
症状を悪化させない為にも、症状がひどい場合は、お近くの病院で診てもらいましょう。