
ダイエットや健康維持の目的で人気のあるピラティス。
しかし、ダイエット目的でピラティスを取り入れていて、思うような効果が出ずに嘆いている人は少なくありません。
ピラティスでダイエット効果を得たいのであれば、行う頻度や期間をきちんと理解しておくことが必要不可欠です。
現在はヨガのように気軽に通うことができるピラティスの教室がたくさんありますが、ヨガと混同されてしまうこともあり、効果がどれほどあるのかもあまり知られていません。
今回は、効果が出るまでの期間も含めて、ピラティスについて詳しく紹介します。
ピラティスの効果 期間はどれぐらい?
ピラティスはインナーマッスルや肩甲骨周辺の筋肉など、普段使われていない筋肉を意識して鍛える運動です。
それにより、健康維持だけでなく、ダイエットにも嬉しい効果があります。
なおピラティスの効果が表れる期間については下の記事で説明しています。
⇒ ピラティスで痩せる? 期間はどれくらい? すべて答えます
ここでは、ダイエット、リラックス効果や冷え症改善の他に得られる効果を3つ紹介します。
基礎代謝量がアップ
まず1つ目は、基礎代謝量がアップするということです。
ダイエットで大切なのは、基礎代謝量を上げることです。
基礎代謝量がアップすると脂肪燃焼効果が高まり、身体の脂肪を燃焼してくれるのでダイエットに効果があります。
身体の歪みを解消
2つ目は、身体の歪みを解消することができるということです。
ピラティスではインナーマッスルを鍛えますが、このインナーマッスルの本来の役割は、骨と骨の位置を調整して身体の姿勢を整えたり、バランスを保ったりすることです。
そのため、インナーマッスルが弱いとダイエットの大敵でもある「身体の歪み」を引き起こしてしまうのですが、鍛えることにより身体の歪みを解消することができます。
身体を柔軟にする
そして3つ目は、身体を柔軟にし、ケガをしにくい身体になるということです。
身体が硬いとケガをしやすくなります。
運動をする前には柔軟体操を行って身体を柔らかくしますよね。
この身体の柔軟性、残念なことに年齢と共に低下していきます。
しかし、ピラティスを行うことで筋肉を柔らかくし、身体を柔らかくすることができるので、ケガをしにくくなります。
筋肉を柔らかくすることは基礎代謝量をアップすることにも繋がるので、ダイエットにも効果的です。
これらの効果ですが、早くて1ヶ月、遅くても3ヶ月続ければ実感することができます。
スタジオなどでは週に1~2回通うようにすると、3ヶ月ほどで効果が表れてきます。
ただ、量よりも質が大切なので、始めて間もない時期は少し多めに通ってエクササイズのポイントを覚え、正しい身体の動かし方を身につけるようにしましょう。
ピラティスはヨガの一種?それとも違うもの?
ピラティスは意外と正しく知られていないことが多く、ヨガやストレッチと同じと思われてしまいがちです。
しかし、ピラティスは元々ドイツ人のジョセフ・H・ピラティスという人が、第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために考案した運動なのです。
そんなピラティスが2000年以降に海外のハリウッド女優などが健康維持やダイエットの目的として取り入れたことにより、エクササイズとして体系化されて人気が出て、瞬く間に世界中に広まりました。
ピラティスは、お腹の深層部にある「インナーマッスル」や肩甲骨周辺の筋肉など、普段はあまり意識して使うことのない筋肉に目を向けて行う運動です。
普段使わない筋肉を駆使して行う運動であるため、それらの筋肉を強化することでケガをしにくい身体になります。
そのような「リハビリ」以外にも、綺麗な姿勢維持やプロポーション作り、太りにくい身体を作るなどの「ダイエット」にも効果を発揮するのは嬉しい事実です。
ダイエット目的のピラティスは、インド発祥のヨガを一部取り入れて体系化されてきたので、ヨガの一種と思われることもありますが、実際はヨガとは似て異なるものなのです。
異なる点は多々ありますが、一番大きな違いは、ヨガが精神面に大きくフォーカスする運動であるのに対し、ピラティスは肉体面に大きくフォーカスする運動であるということです。
まとめ
ヨガと同様、健康維持やダイエットの目的で人気のピラティス。
最近は気軽に通うことができる教室も増えてきていますよね。
ピラティスには基礎代謝量のアップや身体の歪み解消など嬉しい効果がたくさんあります。
ピラティスは元々、兵士のリハビリのために考案された運動だったので、精神面にフォーカスするヨガとは似て異なるものです。
効果が表れるまでの期間は、1ヶ月~3ヶ月と言われているので、根気強く続けてみてくださいね!
なかなか期待した効果が表れないという人は下の記事もチェックしてみてください。
⇒ ピラティスは効果なし と感じるあなたに 効果を高める5つのポイント!
またピラティスを自宅で行うときに必要な道具については下の記事を参照してください。