節分で豆まきするのは落花生でも良いみたいです

節分には大豆を豆まきするイメージをお持ちの人が多いと思いますが、地域によっては落花生を豆まきに使うところもあるようです。

え? 落花生を? と思うかもしれませんが、合理的なことが理由だったり、落花生の栄養価が関係しているところがあります。

落花生が使われるようになった理由などをご紹介していきますね。

節分の豆まきで落花生を使うのは

節分で豆まきをする場合、大豆ならまく豆は、床や外に落ちてしまうので食べずに、食べる大豆は別にしておくと思います。

しかし落花生の場合は、殻がついているため、まいたものをそのまま食べる豆として使うということになります。

殻がついているので中身はきれいですからね。

それに大豆より大き目なので、子供にも比較的安心な上、落ちている落花生は見つけやすく、気が付かずに踏んでしまった、ということも少ないと思います。

このように合理的で、食べ物を粗末にすることのない理由から、落花生での豆まきが全国的にもちらほら広まったのではないかとも言われています。

大豆は夏の豆であるのに対し、落花生は冬の豆で、カロリーも高く寒い地域で人気があるということから、北海道、東北、信越地方では、豆まきは落花生を使うのが定着しているようです。

また、鹿児島県や宮崎県でも落花生を使うことが多いようですが、鹿児島が落花生の産地であることから使われるようになったと言われています。

節分に年齢の数の豆を食べる?

大豆なら、歳の数だけ食べます。

1月が誕生日の場合、現在の年齢の数、5月が誕生日なら現在の年齢プラス1個の数になります。

落花生の場合はどうするかというと、殻がついたまま数えるのが決まりになっているようです。

となると、落花生の方が倍は食べることになりますね。

年齢が上ってくると、数が多くなって食べきるのが大変になります。

まとめ

いかがでしたか?

豆まきに落花生を使うなんて、びっくりした人もいるかもしれませんが、落花生を使うのが当たり前の地域もあるのです。

落花生だと大豆に比べてたくさん食べないといけませんが、無駄なく掃除がしやすく、栄養価も高いので、豆まきを落花生にシフトしても気分が変わって良いものかもしれません。

歳の数だけ食べて、無病息災を願う風習を守る事には変わりないですしね。

落花生だけではなくて他の豆でも代用している地域もあるようですので、この先節分の豆は、大豆にこだわる必要がなくなってくるのでしょうね。

なお節分については下の記事もチェックしてみてくださいね。

⇒ 節分で豆まきをするのはなぜ?由来や正しいやり方は?

⇒ 恵方巻きの方角には決め方があるらしい!?

⇒ 恵方巻きの方角と食べ方 知っておきたい!正しい方法

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