
手首を動かした時にふと感じる肘の痛み。原因が分からないと不安ですよね。
肘の内側の痛みは、別名「ゴルフ肘」とも言われています。
肘の痛みが内側に発生した場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では、その痛みの原因と対処法についてご紹介します。
肘の痛みが「内側」に発生した場合の原因と対処法!
【原因】
肘の痛みが内側に発生する原因には、上腕骨内側上顆炎であることが考えられます。
手首をひねる動作をしたときに、強い痛みを感じませんか?
これは、指・肘・手首をまげる筋肉が固まることで、肘の内側で炎症が起こっているからです。
以下に症状の主な原因をまとめました。当てはまるものがないかチェックをしてみましょう。
- ストレッチ不足(主に運動前)
- ゴルフをする際の不適切なクラブの振り方
- 筋肉を酷使した時
- 筋力の低下(主に加齢による)
【対処法】
では、ここからは肘の痛みが内側に発生した場合の、対処法3つをご紹介します。
冷却
肘の痛みは、内側に炎症が起こっていることで発生しています。
この炎症を抑えるためにも、まず患部を冷やすことがおすすめです。
湿布がない場合は、タオルに巻いた氷を当てましょう。
安静
肘の内側が痛む場合は、なるべく安静を心がけましょう。
手首や指を動かさず安静にしていることで、痛みの緩和が期待されます。
しかし、一日手を使わないというのは難しいですよね。
そんな場合は、テーピングやサポーターで手首の固定をすることがおすすめです。
ストレッチ
痛みが和らいできたら、簡単なストレッチをしてみましょう。
- 手のひらを上に向けて肘を伸ばします。
- 親指以外の指を反対の手で掴み下に倒します。
- 腕の内側が少し引っ張られる感覚があるまで、手首を反らす様に曲げます。
ストレッチをすることで、固まった筋肉を和らげることが期待できます。
ただし痛みが強い場合、炎症を悪化させてしまう恐れがありますので気を付けましょう。
肘の内側の痛みに悩んでいて、対処法が分からないという方は是非参考にしてみてください。
しかし上記の対処法は、あくまでも自分でできる簡易的な方法です。
痛みが中々治まらない場合や、症状がひどい場合は早急に専門医に診てもらいましょう。
まとめ
ここまで、肘の痛みが内側に発生した場合の原因と対処法についてご紹介しました。
肘の痛みは不意におとずれる厄介者ですよね。
もし痛みが発生してしまった場合は、まず安静と冷却を心がけましょう。
痛みが和らいでも、油断は禁物です。
適度にマッサージを行ったり、運動前のストレッチをすることで予防対策も行っていきましょう。
なお肘の外側に痛みがある場合は下の記事も確認してください。
またツボ押しやストレッチも手軽にできて効果があります。参考にしてください。