
肘の痛みに効くツボの自宅でもできる押し方を紹介します。
長い間同じ姿勢でいて、そして同じ動作を繰り返すことによって起きてしまう肘の痛みに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
スポーツをしていて、素振りなどでも起こることから、野球肘・テニス肘とも言われていますが、パソコンのマウス操作でも起こります。
このような肘の痛みには、どのような対処法があるのでしょうか。肘の痛みに効くツボの押し方をご紹介いたします。
肘の痛みに効くツボ押し方法とは?自宅でもできる対処法
テニスや野球、ゴルフといった、良く素振りをするスポーツをしていたり、日ごろの家事や育児で肘に負担をかけていると、炎症が起こり、痛みを感じることがあります。
正式な病名は上腕骨外上顆炎と呼ばれるものですが、テニス肘や野球肘という通称の方が良く知られています。
ツボ押しは自宅でもできる対処法ですが、いまだにはっきりとした原因は分かっていません。
整形外科では薬を投与したり、ステロイドの注射といった薬物療法の他にも、ストレッチなどの指導が行われます。
肘の痛みに効果があるツボとは?
肘が痛いときに押すと効果があるとされる主なツボは2つあります。
一つ目は「少海(しょうかい)」です。
まず肘を少しだけ曲げます。曲げたことによって、何本かシワができます。そのシワのもっとも小指側にあります。
肘の内側の神経が出ている部分ですので、しびれたような痛みの時に効果があるツボです。
二つ目は、読み方は同じで、漢字もよく似ている「小海(ショウカイ)」です。
少海から見ると、いわば肘を通して裏側にあるツボです。
手の平を上に向けるように上げると、肘の尖った部分が分かります。この尖った部分と肘頭の間にあります。
ツボの効果的な押し方
2つのツボは、どちらも肘を曲げた状態のまま、親指でゆっくりと圧をかけて、少し痛いくらいの力で押していきます。
5、6秒ほど押し続けることを、3回~5回程度繰り返していきます。肘のツボを押し終わったら、手のひらのツボも刺激をします。
このことによって"気"が滞ることを防ぐはたらきがあります。
まとめ
たとえば数十分もじっと画面を凝視してマウスを動かしていたなど、肘に違和感を覚えるようであれば、早めにツボを刺激して、痛みを緩和させましょう。
放置しておくと、悪化する一方ですので、早めの対処をおすすめします。
肘の痛みは、ツボ押しだけではなく、肘を伸ばして手首を曲げる、ストレッチの動作も同時に取り入れることで、より痛みが緩和する効果が期待できます。
予防のためにも、意識して日常生活に取り入れていきましょう。
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