コーヒーにもアレルギーが!検査法は?

慌ただしい生活の合間にホッと一息つきたい時、飲みたくなるコーヒー。

最近はコンビニでも美味しくて本格的なコーヒーをリーズナブルな価格で飲むことができます。

そんなコーヒーですが、アレルギーがあることはあまり知られていません。

アレルギーには生まれつきのものだけでなく、突然発症するものもあるので、いざという時のためにも正しい知識を知っておいて損はありません。

ここではコーヒーアレルギーの検査法と気になる症状ついて詳しく紹介します。

コーヒーアレルギー、どんな検査があるの?

食物アレルギーをもっている人は、アレルギーのある食べ物を食べると症状が出ますが、食物アレルギーには実は「即時型アレルギー」と「遅発型アレルギー」の2種類があります。

即時型アレルギーはその字の通り、食べるとすぐに症状が出るもので、命に関わるほど重症になる場合もあります。

症状がすぐに出るので、何が原因でアレルギー症状が出たのかが分かりやすいとも言えます。

一方、遅発型アレルギーは食べてしばらくしてから症状が出てきます。

コーヒーアレルギーはこの遅発型アレルギーに分類されるので、症状が出てくるのが遅く、原因を特定するのも難しいとされます。

そんな人に安心なのがアレルギー検査です。

結果がどうあれ、検査をして自分がコーヒーアレルギーなのか、そうでないかを知っておくことは大切なことですよね。

病院でコーヒーアレルギーの検査をする際には、アレルギー科皮膚科などがある病院に行くといいですよ。

もし近くにない場合は内科を受診するようにしましょう。

日本ではまだコーヒーアレルギー自体があまり知られていませんが、「lgG抗体検査(遅発型フードアレルギー検査)」という検査があります。

少量の血液を採取するだけでコーヒーの他にも卵や魚介類、乳製品など全部で96種類もの項目を検査することができるので、受けておいて損はないですよ。

コーヒーアレルギー、気になるその症状は?

コーヒーアレルギーとは、その名の通り、コーヒーを飲むことにより気分が悪くなるなどの症状が出ることを言います。

次は、検査をする上でも気になるコーヒーアレルギーの症状を5つ紹介しますので、当てはまるものがないか確認してくださいね。

吐き気

1つ目は、「吐き気」です。

この吐き気がコーヒーアレルギーで一番顕著な症状ですので、コーヒーを飲んだら「必ず」吐き気がするという人は、コーヒーアレルギーを疑った方がいいでしょう。

たまに吐き気がするぐらいなら、そこまで心配しなくても大丈夫です。

蕁麻疹(じんましん)

2つ目は「蕁麻疹(じんましん)」です。

アレルギー症状の代名詞ともいえる蕁麻疹ですが、発疹し、痒みが出るのが特徴です。

アレルギー体質の人は特に、蕁麻疹が出ていないか確認し、コーヒーを飲むたびに蕁麻疹が出るのであれば、コーヒーアレルギーを疑った方がいいですよ。

貧血

3つ目は「貧血」です。

コーヒーに含まれるタンニンという物質には鉄分の吸収を妨げる働きがあります。

そのため、貧血になる傾向があるのですが、コーヒーを飲むと毎回貧血になるという人は、コーヒーアレルギーの可能性があるので注意が必要です。

咳(せき)、くしゃみ

4つ目は「せきやくしゃみ」です。これもアレルギーの典型的な症状です。

コーヒーを飲むとせきやくしゃみが止まらなくなるという人も、コーヒーアレルギーの可能性があります。

腹痛

そして5つ目は「腹痛」です。

コーヒーに含まれるカフェインの影響でお腹が痛くなる人がいますが、たまにであれば心配はありません。

しかし、コーヒーを飲むと必ずお腹が痛くなるという人はコーヒーアレルギーを疑った方が賢明でしょう。

まとめ

リラックス効果はもちろん、病気の予防にも効果があると言われているコーヒー。

朝、目覚めた時や仕事の休憩中、仕事終わりなどに特に飲みたくなりますよね。

そんなコーヒーですが、実はアレルギーが存在します。

コーヒーアレルギーは遅発型アレルギーで、原因を特定するのが難しいため、検査を受けておくと安心ですよ。

病院ではアレルギー科や皮膚科の他に内科でも検査を行うことができます。

lgG抗体検査(遅発型フードアレルギー検査)という検査で、コーヒーを含めて96種類の項目を調べることができるので、自分が何にアレルギーを持っているかをたくさん知ることができます。

身近で、嬉しい効果もあるコーヒーを美味しく飲むためにも、不安がある人は一度検査を受けてみましょう。

コーヒーアレルギーでお悩みの方は下の記事も参考にしてください。

⇒ コーヒーアレルギーの症状 知ってました?

⇒ コーヒーアレルギーが心配…カフェインレスなら大丈夫?

⇒ コーヒーアレルギーは検査キットで調べてみよう!

⇒ コーヒーアレルギーの治し方 なってしまったらどうする?

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