
季節の中でも一番過ごしやすい春。ぽかぽか日和で過ごしやすい季節ですね。
でも、花粉症の人にとってはそんな季節が辛い毎日。
花粉症は目のかゆみや止まらない鼻水、喉の違和感など、辛い症状に悩む人も多いいわば「現代病」です。
少しでも花粉症の症状を和らげて快適な生活を手に入れたいものですよね。
花粉症に効果があるとされるお茶にはいくつかありますが、今回はべにふうきについて詳しく紹介します。
花粉症に効くお茶「べにふうき」って?
「べにふうき」はお茶の品種です。
もともとは紅茶用なのですが、あえて緑茶を製造する方法で作られています。
理由は、緑茶の製造法で作ることにより、メチル化カテキンを多く含むお茶を作ることができるからです。
そのメチル化カテキンが花粉症に効果があると言われています。
しかし、花粉症といえども、目のかゆみや鼻水、喉の違和感など、様々な症状がありますよね。
べにふうきはその中でも特に、鼻水の症状に効果があるとされています。
花粉症独特の、あのタラーっと垂れる鼻水は、何度鼻をかんでも止まることなく、鼻も真っ赤になり、泣きたくなる辛さですよね。あの鼻水が緩和されるので、試す価値はありますよ!
そんな嬉しい効果のあるべにふうきですが、花粉症を根本から治すものではないので、メチル化カテキンの作用がなくなると共に効果はなくなります。
大体、飲んでから20分~30分で効果が表れ、ティーパックだと飲んでから5~6時間、粉末タイプだと飲んでから2~3時間ほど効果が持続すると言われています。
また、メチル化カテキンの量の多い少ないは、効果の大小に関係しません。
しかし、持続時間には関係するので、メチル化カテキンの量が多い方が、より長く効果を実感することができますよ。
より効果的なのは?べにふうき茶の入れ方
では、べにふうき茶の入れ方で効果に違いはあるのでしょうか?
答えは簡単、あります。
せっかくべにふうきを手に入れても、正しい入れ方を知っておかないと、その効果を実感することはできません。
ここでは、べにふうき茶を入れる時の注意点を紹介します。
まず、お茶の入れ方ですが、ここではティーパックを湯呑にいれてお湯を注ぐ方法と、ティーパックと水を鍋に入れて煮出す方法を紹介します。
まず、ティーパックを湯呑に入れてお湯を注ぐ方法ですが、注ぐお湯は必ず熱湯を使うようにしましょう。
なぜなら、メチル化カテキンは熱湯でないと抽出されないからです。
次に、鍋で煮出す方法ですが、500ccの水に対してティーパック1個(3g)の割合で約6分、火にかけて煮出すようにしましょう。
5分以上煮出すことで65%のメチル化カテキンが抽出されます。
もちろん、長時間煮出すと苦味や渋みも増すので、好きな味に調節するようにしましょう。
2つの入れ方を紹介しましたが、より効果的なのは、メチル化カテキンを多く抽出することができる「煮出す方法」です。
理由は、先述した通り、メチル化カテキンの量が多い方が効果の持続時間が長いからです。
まとめ
花粉症に効果があるお茶の1つである「べにふうき」。
べにふうきに含まれるメチル化カテキンは、花粉症の中でも特に鼻水の症状に効果があります。
メチル化カテキンは熱湯でないと抽出されないので、ティーパックにお湯を注いで飲む時には熱湯を使うようにしましょう。
べにふうき茶を飲んで、花粉症の症状を和らげ、より快適な生活を手に入れましょう!
なお花粉症に効くお茶や他の飲み物の関係については下の記事が参考になります。