
疲れがたまっていると、時々目の奥が痛くなることがあります。
それは、ただ疲れからくるものなのか、もしかすると大病なのかと心配になることがあります。
今回は、その原因と対処方をご紹介しています。
目の奥の痛みは疲れから
多くの場合、目の奥の痛みは身体のストレスや疲労によって起こる症状です。
身体全体が疲れてくると、眼精疲労になり、目の奥が痛み、涙目、充血、まぶしく感じる、急な視力低下などの症状が出てきます。
特にパソコンをよく使う方は、眼精疲労になりやすく、初めに首の筋肉が疲労し、次に肩の筋肉が凝って、血行が悪くなり、目への神経が正常に働かなくなります。
また、酸素が十分に行き届かなくなり目の下にクマが出来ます。
それに伴って、目の後ろを通っている血管が拡張し、炎症が起きるので目の奥が痛くなるのです。
副鼻腔炎の可能性も
副鼻腔炎の場合は、目の奥が熱を持つような感じで何となく痛い、その痛みが頬まで広がっている、ボーっとする、などの症状が出ます。
頬は抑えると痛い、という特徴があります。
眼精疲労にはこのような頬の痛みはありません。
また、硬いものを食べると、奥歯の辺りも何となく痛くなります。
とにかく、鈍痛で一日中気になる痛みの症状です。
糖尿病のサインも
糖尿病の場合、糖尿病尾網膜症、白内障、角膜障害、黄斑症、新生血管緑内障など、あらゆる目のトラブルや病気を併発しやすくなります。
目の痛みが出るくらいの症状になってしまうと、かなり糖尿病が進行してしまっている場合があります。
目の奥が痛いときの対処法
眼精疲労の場合は、目の周りの血行が悪くなっていることが考えられるので、温めたり、マッサージして血液の循環を良くするようにしましょう。
また、疲労やストレスを溜めない規則正しい生活を送るようにしましょう。
副鼻腔炎は、目の奥だけでなく、頬にも痛みがあり、放っておくと炎症が悪化する恐れがあります。
自力で治ることはありませんので、早めに受診することをおすすめします。
糖尿病は、目の奥の痛みの症状が出たころには残念ながら病気が進行して合併症が発症してしまった場合が多いです。
食生活の改善をし、通院して血糖値のコントロールをすることが大切です。
まとめ
いかがでしたか? よくある目の奥の痛みですが、単なる疲れからくるものと、怖い病気のサインであることが分かりますね。
自分で、ストレスや疲れが原因だと思い込み、放っておくのは危険です。
症状が続くようなら、早めの受診をおすすめします。
また、目をつぶると痛い場合は別の原因かもしれません。
次の記事を参考にしてみてください。
[https://dostrece.net/closing-eyes-pain/]